こんにちは、サラです。皆さま、例年より涼しい夏をいかがお過ごしでしょうか。
私は信州、松本に旅行に行っておりました。
この記事は帰りの新幹線の中で書いております。
旅のきっかけはマイケルの一声でした。
時は遡ること、今年の3月のことです。ーーー
休日の夜、布団の上でゴロゴロしながらスマホで長野県にある本屋さんのことを調べておりました。
サラ:(行きたいな。でもな、一緒に行ってくれる友達はいるかな。みんな忙しいし。一人は寂しいし…)
と諦めていました。
その時です。突然、隣に大人バージョンのマイケルが姿を現し、こう言います。
マイケル:「行こう!!」
突然現れたので、ちょっと驚きます。
布団の上で私と同じ格好で寝転んでいます。
サラ:「えっ、でも…」
一人で旅行に行ったことはありませんでした。
マイケル:「大丈夫。行けるよ。行こう!」
マイケルはにこっと笑っています。いつも通り、自信がある表情です。
なんだか、行ける気がしてきました。そして、一人ではないことにも気がつきました。
まぁ、マイケルがいるし、何かあってもなんとかなるかも。
サラ:「よしっ 行っちゃおう!!」
ということで、新幹線に揺られて3時間弱、松本に到着!
私の旅のお目当ては何と言っても大好きな本屋さん!!
一般に流通していない、セレクトされた本たちに出会う為の旅です。
ということで、今回の目的は松本市の「栞日」さん。本屋さん好きには有名なお店です。
なんとも言えない雰囲気。
この生きた空間が良い。
なぜ私が本屋さん目当ての旅をするかと言いますと…「良い本屋がある場所は良い文化がある。」と、とある本に書いており、確かに居心地が良いと感じる場所が多いからなのです。
松本には初めて訪れましたが、歴史ある建物とお洒落な人びと、素敵な喫茶店が多かったです。
松本は城下町だからか、美術品を大事にしているなと感じました。
街中でもオーケストラが至る所で流れ、ここでしか見られない野草や花が至る所にあります。
アルプスの清らかな水がその場所の感度を高めているようでした。
ホテルは「松本ホテル花月」さんにしました。
せっかくなので定番のお蕎麦や山賊焼、馬刺しなども堪能させていただきました。
こちらのお店は「吉邦」さんといいます。
地元の方おすすめのお蕎麦屋さんです。
こちらの旦那さんいわく。
「苦いとか、辛いとか、そういう味のものを最近の人は嫌がる。でもそういう五感を大事にして欲しいんだ。日本人には特に。だって五感だからね。そして、苦いものは日本酒に合うんだ。」
そう言って出してくれた料理はどれも日本酒に合うので、すっかりほろ酔い気分になりました。(#^.^#)
松本はとっても文化的な街でした。
あがたの森の、復刻された高校の教室。
※おへそにみえる
※ブラジルの蝶々の標本です。
松本は美術館、博物館が目白押し。
音楽とビールという贅沢な組み合わせも。
お洒落かつ現代的なお店もちゃんとある。
いやぁ、贅沢な旅でした。
初めての一人旅行で色々発見があり、ただ楽しいだけなのではなく有意義な時間を過ごしました。
振り返ってみると、呑んでばかりだなぁ。笑
でも、案外ひとり旅も悪くないですね。
そして、こちらは今回「栞日」さんでゲットした本。
右側の本は「微花」という本です。ずっと探していました。左は初めて知ったshunshunさんの作品集!
shunshunさんの作品集との出会いは、今回の旅で一番の感動でした。
すごい才能を発見してしまった。と思いました。
彼の作品集の最後の一ページ。
おや、こんなところに。
ありがとうね。マイケル。