シータの庭

創造主と天使から聞いた異世界やこの世のあれこれ。そして気学と方位の研究について。

「知る」「分かる」「使える」の違い

こんにちは。みなさま、サラの気まぐれな更新にお付き合いいただきありがとうございます。

最近は中国留学中の色んなことを思い出していました。そう、あの時は実感していた「知る」「分かる」「使える」の違いについて。ーーー

わたしは、高校を卒業してすぐに中国に行き、大学卒業までの4年間を過ごしてきました。今は殆ど中国語に触れる機会がなく、中国語を忘れてしまっていたりします。今の日本語に囲まれた生活の中でも、本当に何かを理解することができる時と出来ない時があり、この差は何かと思うことがあります。

そこでふと、これは「知る」「分かる」「使える」の違いなのだなぁと感じます。

帰国後に、ある日本人と諸子百家の話になりました。

孔子老子も中国にいたが、今の中国の民度はその頃と比べてどうなのかと揶揄していました。

孔子の言葉をみな知っていて、覚えていても、実際はあれほどの人材にはなりきれない。それはその通りですね。

わたしは中国語を覚える時にこれを体感しました。

言葉というものは知っていても、その理解が出来ないと、使い方が分かりません。その使い方が分かっていても、身についていなければ役に立ちません。

わたしは、言葉とは条件反射であり、一つの人格を作ることのできるものだと考えます。

例えば中国語が完全に身についたあとは、日本語でどういう意味になるかは考えていません。ひとつひとつ脳内変換していたのでは話す速度が遅すぎるのですね。

つまり、その言葉があなたにとってどういう意味になるのか?これをどう落とし込むのかは、個人により様々です。

これは個人的なイメージですが、中国語でも、日本語でもない何らかのイメージが自分の中でその概念の命として吹き込まれます。それを自分の中で認識し、特定の概念としてもつことで一つの世界が生まれます。

言葉だけではなく、何か、自分だけの静かな世界が生まれます。

徳という概念がわかると、この意味もわかると思います。

一つの徳の概念すら、その意味は人それぞれで異なります。読者のみなさまがシータをされていらっしゃるのなら、この言葉の意味はよく分かると思います。

あなたという一つの世界、その中でこの言葉をどう理解したか?

きっとその静かな世界こそがあなたの本当の姿そのものなのだと思います。

さて、全く理解できない仕事上の難しい単語。いやあホント面白いくらい理解できません(笑)。

 

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