前回の続きです。
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お店の店主とはそのまま。わたしは棗を買うことは出来ませんでしたが、本来なら美術館に会っても良いような美しい作品を間近に見ることができ、心に残るひとときでした。どこかから聞こえたメッセージも、特に思い出すこともなく、過ごしていました。
そして、それから9ケ月後の2022年末。わたしは輪島にいました。年末年始を利用しての方位取りでした。
そこで、年始に初日の出を眺めながら海の神さまに日本酒を捧げました。
「こちらに来させていただきありがとうございます。」
だばだばだばー、っと一升瓶の日本酒を海に流します。わたしは31日の夜に一杯だけ頂いていました。
初めてのご挨拶の方法でしたが、海の神様は日本酒がお好きだと何かで知り、こんな大切な日にはご挨拶しなくちゃと思ったのです。
わたしの輪島愛は、いつか輪島に住もうかと思うほどでした。毎回、帰宅後は目に見えるほど描いた絵が良くなるからです。
その日の夜に見た夢だったと思います。
誰かと誰かが話しています。エネルギーの高さから神さまだと分かります。
「あれは飲みかけの日本酒でしたよ。」
「良い。わたしは気に入った。これをこの子に伝えようと思う」
わたしは、神さまらしき方々からの会話を聞いていました。
サラ:「何だろ〜?よく分かんないけど、何か教えてくれるみたいだ。」
そこから、神さまに何を教わったか、記憶がありません。しかし、目が覚めた時、わたしは絶対に輪島に住むことはできないと分かりました。
そして、年始早々ひどく落ち込んでいました。
2023年1月2日のことです。近くの神社に初詣に行きました。
サラ:「この神社では何も護れない。」
という感覚がありました。
そして、そちらの要石を見た時、こう思いました。
サラ:「去年動いていたのに今は動いていない。これは、全く役に立っていない。」
この時、わたしはわたし自身ですら、この一年後に何が起こるか分かりませんでした。ただ、確かに、その時。わたしは何かをはっきりと、わかる形で教えてもらっていたのです。
そして、2024年の1月1日に地震がくるのです。
おそらく、運命というものはある程度決まっているのです。何年後に、誰が何を失うのか。だからわたしは記憶を消されていたのだと思います。
わたしは、そもそも方位取りで最も磨かれる能力は予知能力であると知っています。
それでも、記憶が消されている間は、思い出すことは出来ず、あの夜に何を教わったかは今も思い出せません。しかし、自分自身の感覚と、かけられた言葉を繋げると「あの時のあのメッセージは、これだったんだ」と分かるのです。人は、記憶がなくても、分かることがあるのです。
夢の中の神さまは、大きな力のある神さまでした。土地神という名前がしっくりきます。
わたしはあの時、輪島に方位取りに行ったことを絶対に忘れてはいけないのです。あの景色は、もう二度と見ることは出来ないからです。
また、わたしは輪島に必ず行きます。土地神さまは、津波だけは避けました。あの場所だけは残しました。だからまた、新しい輪島に会いに行けるのです。
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