こんにちは。いきなりどーしたって感じですが、今回は「天」の概念について。中国留学時代のあれこれが、いきなり繋がりましたので書いてみました。
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「天」とは何なのか。
中国人は「天」のことを親しみを込めて「老天」と呼びます。
物事がうまく運ばないときは「老天不願意」とため息交じりに漏らします。
これは「天が望んでいないのだな」という意味になります。
「老天」には、どこか全能的でやさしく、厳しく、そしておじいさんのような寛大さが感じられます。創造主に近いです。日本の神様とは異なる概念です。
さて、では「天」とは何なのか。
サラの現時点での個人的見解を書いてみます。
以前紹介した本の内容になりますが、デヴィッド・R・ホーキンズ博士は著書「パワーかフォースか」の中で、人の意識はコンピューターのようにすべてとつながっていると書いています。
私は、これを古代中国人は「天」という概念で成り立たせたのだと思っています。
「天」は非常に細かく、当たり前に存在している規則であり、我々は生きていくうえでその存在から離れることはできないのだと思います。
気学は、星の配置から成り立ちますが、まさに宇宙の星の配置から個人の人間の人生までも「天」の影響から成り立ちます。
思うことがうまくいかない。それは「天」の中の法則に自分が準じていない。分不相応なのか時期が違うのか。これは「望めば何とかなるということではない」。つまり人生というのは、思うように生きていけるわけでもなく、「天」の計らいによるものなのだ。「老天不願意(天は望んでいないのだな)」の言葉の意味が伝わりましたでしょうか。
文化圏は違えど、真実は一つなのかも知れません。
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